私たちの身体は、60兆億個の細胞から出来ており、その細胞は常に新陳代謝を繰り返しています。 正常な代謝には、常に栄養補給が必要であり、食べ物から必要な栄養素を摂取して健康な身体を 維持しています。
多くの不調は悪い生活習慣が原因
人間が生命を維持していく方法は、日々、同じことを繰り返しています。
必要な栄養、水分を補給し、身体を動かし、睡眠、休養を繰り返して日常生活を送っています。
日々の積み重ねの行動は、やがて「習慣」になります。
その行動が習慣になれば、特に意識しなくても、努力しなくても固定化した行動になります。
良い習慣は、健康な身体を維持しますが、悪い生活習慣は、「生活習慣病」という言葉が示すように 重大な病となって、現われる場合もあります。
病気にならないまでも、さまざまな不調となって、現われ、生活に影響を及ぼします。
バランスの良い食事が大事なのはわかっていても、忙しい現代人は、食事がおろそかになったり、十分な睡眠や休養が取れずに、不調を訴える人も増えています。
身体の不調は、心、精神状態にも影響する
現代人は、文明の発達で便利な生活を得ましたが、反面、効率やスピードが求められる複雑な社会環境は人によっては大きなストレスになって、病気になったり、身体や心に影響を及ぼす割合が増えているのではないでしょうか?
悪い生活習慣は、身体に不調をもたらし、身体の不調は、今まで意欲的だった心、精神状態にも影響してきます。
心身一体、心と身体は一体ですので、精神的に不安になったりすると身体の調子が悪くなったり、 身体が不調の時には、やる気が起きなかったり、前向きな気持ちになれなかったり、お互いに影響します。
医学の進歩によって、克服された病も多くなっていますが、年齢を重ねることによって起こる不調は、さけて通れない現実もあります。
しかし、日々の生活習慣を見直し、ストレスコントロールの方法を身に付け、痛みや、不眠、 さまざまな不調を改善して、少しでも長く、健全な生活を維持していきたいですね。